「衝動買いする時の心理状態」
街でショッピングする目的ではなかったはずなのに、ついつい余計の物を買ってしまうことないでしょうか?
ネットショッピングではなくても、この心理状態をうまく使っていれば、見込み客は、ショッピングカートに入れてくれる可能性がアップします
どんな時に衝動買いをするのかを考えてみよう
次の項目は、衝動買いする時の心理状態です。
○の中に入る共通の言葉を考えてみて下さい。
- ○、買わなきゃ後悔する
- ○、安いよ!安いよ
- ○、誰かに買われたら嫌だ
- ○、最後の1点です
- ○だけ、なんとか費が無料のキャンペーン中です
など、上げればいくつも出てきますので程々にしておきますが、○の中に入る共通のキーワードは気付きましたか?
○の中に入る共通のキーワードは、“今”です。
「なぜ、“今”欲しいと思うのか?」
ケーキを例に考えて見ましょう。
例.1
- 大きいケーキは4時間後に食べられます
- 小さいケーキは2時間後に食べられます
後に食べられると言う条件が付けられていたら、この条件だと後で食べたい人は、4時間後でも大きい方のケーキを選ぶ人もいるかも知れませんし、後で食べたいからちょうど良いと考える人もわずかながら含まれてしまいますので、
更に次の例だったらどうでしょうか
例.2
- 大きいケーキは2時間後に食べられる
- 小さいケーキは今すぐ食べられる
この例.2でしたら少しくらい小さくても圧倒的多数が今すぐ食べられるほうを選ぶでしょう
2時間後と4時間後の例.1より今すぐ食べられるという選択肢が選べる例.2では、例.1と例.2の割合の変化は、例.2の方が差が広がります。
衝動買いの心理の秘密
実は人には、未来にある大きい利益より目先の小さい利益を選んでしまうと言う傾向があります。
これは、「現在志向バイアス」といいます。
目の前の甘い物を我慢して未来のスリムな自分を手に入れるより、今食べて満足したい。
ダイエット中の方が甘い物を中々我慢できないのも、「現在志向バイアス」のせいも考えられる。ダイエット中なのに明日からといってケーキをパクツク人は多いはずです。
現在志向バイアスと指導 - TsuyoshiKusakaの日々思うことより
又、目の前にあるキーワード(新発売,季節限定,手作り,○個限定,大人気急上昇,今だけ特典付き,今だけ3割引など)の影響を受けて買ってしまうことをいいます。
目の前の快楽を選ぶ人間の習性は、人類の進化の途中に経験した飢えが元になっているとも云われています。
飢えている時に脳が学んだ事を、現代の人間も脳が受け継いでいると云えばかなり納得がいきます。原始人に近い時代では、「食べる事=生命」ですからこうなるのです。しかし、現代人はよほどの人以外は、食べる事と生命はイコールではありませんが、食べ物から贅沢品や装飾品等に変わっても、「現在志向バイアス」は働くと云うことです。
これを、アフィリエイトの商品紹介で活かしてみて下さい。きっとうまくいくはずです。
又、あなた自身や貴方の身の回りの方がどんな時に衝動買いをしてしまうのか聞いたり、考えたり、分析したりするとより「現在志向バイアス」は、発展するでしょう。
「衝動買い」と「現在志向バイアス」の関係をもっと深く考えてみると面白いかもしれません。自分は、この記事を書きながらでもワクワクしてきました。
→衝動買いを鎮めるには、1ヶ月でも欲しいかどうかを考えよ!!!!!
短い方ばかり考えていましたが、世界で一番高く買わさせていただいていた元半導体バイヤ(かもさんチームより) : 現在志向バイアスのような記事も発見できました。考え方の幅が広がります。みんなも実践してみましょう。いや、実践ではなく、「即実践」です。“人を動かす前にまず自分から動け”
です。
人を動かすのはそんなに容易くはありませんから、まず自分から動いたら新しく気付く事もあると言う事です。
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